元々ガンダムサクヒンのファンで、初めてリアルタイムで観たガンダムシリーズが「機動戦士ガンダムSEED」でした。思い出深いシリーズの続編劇場アニメが、約20年ぶりに制作されることを知り、楽しみにしていました。
公開スタートは平日でしたが、念には念を入れてチケットの予約をしました。余裕を持って映画館についたのですが、平日とは思えない人混みができていました。恐らく、ほとんどがガンダムファンだったと思います。8番スクリーンの大画面で、ジュースとポップコーンを食べながら楽しむことができました。
大分県大分市にある、パークプレイス大分内のTジョイで映画を観ました。その日は仕事だったのですが、有給休暇を取得し、昼過ぎの予約に間に合うように家を出ました。晴れていて気持ちのいい中、現地で昼食を食べて、上映に望みました。
約20年ぶりな新作であることと、事前情報からクオリティが高いことがわかっていたので、楽しみでワクワクしていました。ほぼ満席の中、中段のやや左で陣取ったのですが、その場にいた全員がワクワクしていたのが伝わってきました。
TVシリーズは、ナチュラルという一般的な人類(地球軍)と、コーディネーターという宇宙に進出して身体能力や知能が向上した人類(ザフト)の争いを描いた作品でした。今作はその後を描いた話です。主人公であるコーディネーターのキラ・ヤマトと、恋人であるラクス・クラインは、また人類がモビルスーツ(ガンダム等の人形兵器)を使って争う世界を根絶するため、世界平和監視機構コンパスを設立します。世界で小さな火種が生まれる度に、キラを始めとするコンパスのパイロットたちが介入します。そんなコンパスに、新興国ファウンデーション王国が接近してきます。ファウンデーション王国の陰謀に巻き込まれ、敵のモビルスーツにやられてしまい大ピンチのキラ達コンパスですが、友として敵として向き合ってきたアスラン・ザラに救われます。恋人ラクスが敵に捕らえられ絶望するキラでしたが、アスランに一喝され仲間たちとリベンジに向かいます。
TVシリーズの一作目である「機動戦士ガンダムSEED」は名作であり評価も高かったのですが、二作目の「機動戦士ガンダムSEED Destiny」は今一つという評価でした。というのも、二作目の主人公のはずのシン・アスカが悪役のような描かれ方をして、ファンからは賛否両論でした。不遇のシン・アスカですが、今作ではキラ・ヤマトの部下として作品一の大活躍をしました。シンの活躍により、20年のモヤモヤが取れた気がしてとても嬉しかったです。作品のストーリー自体も蛇足感がなく、モビルスーツの戦闘もかっこよかったので、個人的には100点の出来だったかと思います。
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